ご挨拶
長福寺幼稚園のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
当園は昭和37年の開園より一貫して「仏教保育」を展開しています。
私たちの目指す仏教保育とは、
『ののさま（ほとけさま）の教えを土台とし、あたたかく・しなやかな心を育む』保育です。
１、「自分（他者）を大切に思える」生命尊重の保育
「どうして、いのちは大切なんだろう？」
その理由の一つに、ご両親がわたしを産んで育てて下された「ご恩」があります。
「ご恩って何だろう？他にはどんなご恩を受けているだろう？」
心身の基盤を培う幼児期に”いのちの尊厳さ”を学ぶことで、「ご恩（おかげさま）」を感じられるようになり、
自分や他者を思いやる”あたたかい心”が育まれていくと考えています。
２、「わたしも幸せ、あなたも幸せ」自利利他の保育
「どうすれば、幸せになれますか？」
この問いにお釈迦さま（ブッタ）は、
「まず周りの人を喜ばせてごらんなさい」（自利利他）
と教えられています。
「自分さえ良ければいい、他の人は知らん」（我利我利）という考え方では、幸せは遠ざかっていきます。
これは豊かな人生を送る上で、大切な心構えといえるでしょう。
「どうすれば、喜んでもらえるかな？」
「そのために、今の自分に何ができるだろう？」
こどもたちは想像を膨らませながら、保育の中から体験的に学んでいきます。
失敗や成功を重ねながら徐々に”しなやかな心”が育まれていくと考えています。
この2つを教育理念の柱として、
「園児・教職員・保護者」が手を取りあい、
『和顔愛語（わげんあいご）の温かい幼稚園』
を目指してまいります。
当園の理念や想いにご賛同をいただき、
こどもたちの心豊かな成長のためにお力添えをいただければ有難く存じます。
園長 三橋 皓揮
